TRIO SOL LA トリオ ソ・ラ
BERLIN NEW YORK PARIS 三都物語 Vol.10 〜原点回帰展〜
日時 |
2024年11月21日(木)19時開演(18時30分開場) |
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会場 | 東京文化会館 小ホール(東京・上野) |
料金 |
全席指定 S席¥5,000、A席¥4,000、学生¥3,000 ※ 学生券はミリオンコンサート協会のみでの受付 ※ 就学前のお子様のご入場はご遠慮いただいております。 |
出演 |
ピアノ:谷川かつら ヴァイオリン:瀬川祥子 チェロ:水谷川優子 |
曲目 |
フォーレ/ピアノ三重奏曲 Op.120 バーンスタイン/ピアノ三重奏曲(1937) ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲 第5番「幽霊」ニ長調 Op.70-1 |
[企画・主催] Trio Sol La [協力] 株式会社ヤマハミュージックジャパン [チケット取扱い] 東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650 ※ オンラインでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取りとなります。 ・ お電話でのお申込み TEL.03-3501-5638 e+(イープラス)https://eplus.jp/ [お問合せ] ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638
☆ 鎌倉の小さな音楽祭 vol.9 DAY1 |
原点回帰展
トリオ ソ・ラの三都物語シリーズ、
第10回目のタイトルは「原点回帰展」。
その名の通り、フランス・アメリカ・ドイツに拠点を持つ
3人の原点を見つめるプログラムといたしました。
3つの国と3つの年代、未来に思いを馳せながら、
これからも「ソ・ラ」ならではの音を追求して参ります。
出演者プロフィール
トリオ ソ・ラ(ピアノ・トリオ) Trio SolLa/Piano Trio
2013年4月に東京でベートーヴェンのピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲のソリストとして出逢った3人の奏者が意気投合しピアノ三重奏「Trio Sol La(トリオ ソ・ラ)」を結成! 1年後に東京でデビュー公演を果たし、「才色兼備の閨秀演奏家によるピアノ三重奏」「名手3人のノリのいい名演はまた格別」「素晴らしく錬れた名演」と、各音楽誌で高い評価を受けた。音楽誌『音楽の友』の「音楽評論家・記者が選ぶコンサート ベストテン2018」に音楽評論家 上田弘子氏に選出され、またヴァイオリニストのレジス・パスキエ氏から「素晴らしい音楽家3名によって奏でられる超一級の《トリオ ソ・ラ》、この才能に満ち溢れたトリオは音楽をさらなる高みへと至らせるでしょう。」とコメントを寄せられている。
メンバーそれぞれがニューヨーク、パリ、ベルリンの三都と東京に活動の拠点をもつソ・ラは、それを特色にしたプログラミングにこだわり、スタンダードなピアノ三重奏曲のほかに歴史に埋もれかかった作品に光を当てたり、2016年には日本の若手作曲家を代表する山根明希子に作品を委嘱したりするなど、オリジナリティに溢れる演奏活動を行っている。
現在、トリオはヨーロッパと日本で活動、東京の定期公演の他に大阪のあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール主催の公演も重ね、ピアノ三重奏の新しい世界を切り開きながら、ヨーロッパの伝統を継ぐものとして、稀有なバランス感覚をもつ、唯一無二の存在となっている。(SolLaは3人の名前のイニシャルSKY=空とフランス音名のソとラに因み、三都に離れていても大空のもとで音楽が繋がっているように、との願いをこめて命名された。)
■ 谷川かつら(ピアノ) Katsura Tanikawa/Piano
国内外20以上のピアノ・コンクールで優勝。これまで、モスクワ国立響、新ミレニアム祝祭オーケストラ(スペイン)、フランクフルト国立管等、多数のオーケストラとピアノ・ソリストとしての海外公演を行った他、チェコのプラハ音楽祭、カラモア国際音楽祭(NY)等にも参加。室内楽活動は、イツァーク・パールマン室内管(NY)、チェコ・フィル八重奏団(東京)、ウィーン・フィルとウィーン響の首席管楽器奏者からなるウィーン・ウィンド・アンサンブル(東京・名古屋)と日本・米国で共演。その他様々なコンサートにソリスト・室内楽奏者として招聘されている。
CD録音としては、「ベートーヴェン Complete Works for Cello and Piano」(2005年、レコード芸術推薦盤)。「谷川かつらリストを弾く」(08年)、アンサンブル・バウムガルテンと共演した海外録音盤「Portrait From Vienna」(09年)をリリースしている。
ヨヘベド・カプリンスキー教授師事の下、ジュリアード音楽院ピアノ科を卒業。その後、米国コロンビア大学で美術史の学位と、エール大学音楽学部大学院でボリス・バーマン教授師事の下、音楽学修士の学位を取得している。
■ 瀬川祥子(ヴァイオリン) Sachiko Segawa/Violin
4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ディプロマコースを経てモスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課程他で学ぶ。ベルリン芸術大学大学院を修了し、国家演奏家資格を取得。
第3回日本国際音楽コンクール奨励賞受賞。イタリア、ヴィオッティ国際音楽コンクール最高位受賞。
鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉、ヴァレリー・クリモフ、ヴィクトル・トレチャコフ、レジス・パスキエ、トーマス・ブランディスの各氏に師事。
これまでにモスクワ・フィル、モスクワ響、ジョルジュ・デュマ響(ルーマニア)、メキシコ州立管、東響、読売日響、東京ニューシティー・フィル等と共演。また、ヤング・プラハ、ポルトガル音楽祭、カラス音楽祭、東京の夏音楽祭、ベイニャック音楽の夕べなどに招かれる。ドイチュランド・ラジオ、ラジオ・スイス・ロマンド、NHK-FM「名曲リサイタル」などにも出演。日本、ロシア、欧州各地などでリサイタル等のソロ活動の他、室内楽奏者としても活躍中。ナフェア弦楽五重奏団のメンバー。
イザイ/無伴奏ソナタ全曲(フォンテック)、モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ(integral classic)、「Liebesleid」(アート・ユニオン)等のCDがリリースされており、深沢亮子氏との最新アルバム、「モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ」(アート・ユニオン)はレコード芸術の準特選盤に選ばれた。
■ 水谷川優子(チェロ) Yuko Miyagawa/Violoncello
5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高校音楽科卒業、桐朋学園大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。同時期にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースで研鑽を積みながら、ヨーロッパでの演奏活動を開始した。
第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞を受賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、ピネローロ国際室内楽コンクール第2位、バロックザール賞など多数受賞。
これまでに勝田聡一、松波恵子、ハイディ・リチャウアー、故アルトゥーロ・ボヌッチ、室内楽を故ハンス・ライグラフ、メナへム・プレスラー、ハーゲン弦楽四重奏団の各氏に師事。
数々のソロ・アルバムは『レコード芸術』誌で準特選盤、優秀録音などに選出され「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」(東京新聞)、「心をノックするチェロ」(毎日新聞)と評されている。ソリストとしての他に邦楽などの異分野アーティストとのコラボ《NHK第35回日本賞授賞式で能管の一噌幸弘氏と皇太子御夫妻(現天皇皇后両陛下)のご列席のもとで記念演奏》や、「Ensemble Φ(ファイ)」「一山水」「Trio SolLa(トリオソ・ラ)」のメンバーとしても活動中。
日本とドイツを拠点に、各国でソロ、室内楽奏者として活動、近年はエジプト、ヨルダン、シンガポール、アルバニアなどにも招聘され、オーケストラと共演している。精力的な演奏活動のかたわらで、ライフワークとして少年院やホスピスへの訪問演奏も続けている。
ユニークな活躍ぶりでラジオやテレビへのゲスト出演も多く、2018年から1年間、ラジオ番組MUSIC BIRD「コンサートイマジンPresents 今トキ!クラシック」のパーソナリティを務め、また出演したNHK-FM「長崎・祈りの音色」が平成30年度文化庁芸術祭優秀賞受賞、その演奏が高く評価された。
2020年の秋にミラノ在住のピアニスト黒田亜樹と米国のレーベルから世界同時リリースした最新アルバム「Black Swan~ヴィラ=ロボス チェロとピアノ作品集」(レコード芸術準特選盤)が翌月のNY Public Radioでベスト新譜選出、世界各国のラジオで放送されるなど好評を博している。