クラシック音楽のコンサートの企画とマネージメントは、歴史と実績のミリオンコンサート協会で

21世紀音楽の会

21世紀音楽の会は、「心に残る、心に届く音楽」をめざして精力的に活動する作曲家集団です。

作品について

■ 高畠亜生　Aoi Takabatake
縄文奇想曲　〜ヴァイオリンとピアノのための（2023）［初演］
JOMON CAPRICE 〜Violin and Piano

　神秘的で時空を超えるエネルギーをもつ縄文の言霊。文字や幾何学模様は立体となる。その言霊から直感を得、洋楽器で自由な創作を試みる。楽譜から時空音楽が立ち昇る事を祈りつつ。

■ 大胡　恵　Kei Daigo
ウッドウインド・フィンガリングの行方（2023）［初演］
Whereabouts of Woodwind Fingering

　この作品は、通して演奏される８つのセクションで構成されており、終始同じパターンを繰り返すフィンガリングを、セクションごとに一方通行で変化するフィンガリングの、２種類のフィンガリング・チャートをモチーフとしている。

■ 国枝春恵　Harue Kunieda
〈そしてまた、唱えながら〉〜ヴァイオリン、チェロとピアノのための（2023）［初演］
‘And also, as we chant' for Violin, Cello and Piano

　ヴァイオリン、チェロの高次倍音による旋律、それらを囲む響きの媒体として静謐に存在するピアノ。昨年初演されたチェロ協奏曲独奏部分、祈りの音楽が深化されることを～

■ 糀場富美子　Kohjiba Tomiko
フラグメンツ Ⅴ（2023）［初演］
Fragments Ⅴ

　フラグメンツ・シリーズの５作目。このシリーズでは、室内楽における新しい響きの追及をしている。ファゴットとチェロという低音の組み合わせでの響きの可能性を探る。

■ 平川加恵　Kae Hirakawa
ピアノ五重奏曲（2023）［初演］
PIANO QUINTET

　ピアノと４本の弦の音色が、時に線的に絡まったり、時に塊となったり様々な姿を見せながら押し寄せます。ピアノ五重奏は自身初となる編成です。

■ 野田暉行　Teruyuki Noda
バラード（1978）［追悼演奏］
Ballade for Flute, Violin and Piano

　1978年初演以来、数々の名演奏家により再演されたこの曲は、突如「静から動へ」と沸き上がり触発的に揺れ、その集中は様式や操作によらぬ過ぎゆく一篇の詩、バラードである。