公演案内

トップページ > 公演案内(ピアノ・鍵盤楽器) > 土屋美寧子ピアノリサイタル ──夜会──


公演案内
  • これからの公演

土屋美寧子ピアノリサイタル ──夜会──

〔宗次エンジェル基金/日本演奏連盟正会員のための公演活動支援事業〕

日時

2022年5月15日(日)14時開演(13時30分開場)

会場 東京オペラシティ・リサイタルホール(東京・初台)
料金 全自由席 ¥4,000
曲目

ショパン/ノクターン Op.9-2、Op.9-3、Op.48-2、Op.55-2

リスト/ロッシーニの「音楽の夜会」ピアノソロ編曲 R236,SW424 から

     1.約束、2.ヴェネツィアのレガッタ、9.踊り、 10.セレナーデ

ドビュッシー/ノクターン

プーランク/ナゼルの夜会

[後援]

  一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

  クロイツァー記念会

[チケット取扱い]

  チケットぴあ http://t.pia.jp/(Pコード 209118)

  ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス)

   ※ミリオンチケットでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取り。

  東京オペラシティチケットセンター TEL.03-5353-9999

   https://www.operacity.jp/concert/

[マネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638


新型コロナウイルス感染症拡大防止のためお客様へのお願い

・会場の換気に努め、感染対策を施して開催いたします。
・感染症状のある方、37.5℃以上の熱のある方はご入場いただけません。
・必ずマスク着用にてご来会ください。マスク着用なき場合はご入場いただけません。
・万が一の二次感染に備えて、連絡先をお伺いする場合がございます。
・会場での物販は制限されております。終演後のご面会、プレゼントのお渡し、主催へのお預けはご遠慮願います。
・新型コロナウイルス感染症の拡大により、公演が延期、中止となる場合がございます。中止の場合はホール及びミリオンコンサート協会のホームページにて発表いたします。
・開催日における感染状況によって感染症予防対策の水準が変わる可能性がございます。今後の感染状況によっての変更等につきましては、何卒ご了承ください。

土屋美寧子ピアノリサイタル──夜会──チラシ

土屋美寧子ピアノリサイタル──夜会──チラシ

★画像をクリックすると

大きくなります。


プログラムに寄せて

土屋美寧子


 日中は雑多な用事に追われていても、日が沈むころからは自分を取り戻せる時間、と私自身思います。それぞれの作曲家が、夜に対して抱くイメージには、当然のことながら性格や個性が表れます。
ショパンのノクターンでは、夜の静けさの中で見つめた、自分の内面にある深い思いが音に乗せて表現されていて、そこには美しさだけではない彼の孤独や深い悩みが潜んでいる気がします。
ドビュッシーもショパンのノクターンやシューマンのNachtstuck(夜曲)に表される情趣を好んでいました。ピアノのためのこのノクターンは、ロマンティックな趣の強い作品です。
 対してロッシーニの「音楽の夜会」には、のど自慢大会のような楽しさとにぎやかさがあり、リストはその声楽曲集を一層輝かしくピアノソロに編曲しました。
プーランクは午前中に作曲し、夕刻からは人々との集いを大切にしていたそうです。その集いから作品の発想を得るというのは、うらやましい循環だと思います。「ナゼルの夜会」からは、田園地帯の館が、プーランクのピアノの即興演奏で、お洒落で芸術的な遊びの空間となる様子が聞こえてきます。
 夜に因んだ“ノクターン(夜想曲)”と“夜会”ですが、その雰囲気は対照的。2つの組み合わせを、楽しんでいただけたら幸いです。


出演者プロフィール



土屋美寧子(ピアノ) Mineko Tsuchiya/Piano


 東京藝術大学、およびドイツ・フライブルク音楽大学卒業。クロイツァー賞受賞。1976年から隔年ごとにソロ・リサイタルを開催、毎回テーマを定めた演奏と企画の両面で高い評価を得ている。前回は2020年に「情景」と題して開催し、Youtubeに一部を公開。

 またヴァイオリニスト・和波孝禧氏とのデュオで、国内、国外で数多くの演奏、放送、CD録音を行っているほか、他の弦楽器奏者との室内楽演奏も活発に行っている。2021年から音楽学の髙松佑介氏の協力を得て「シューベルト連続レクチャーコンサート」を開始、「PTNAピアノ曲事典」に音源の提供を行っている。

 毎夏、八ヶ岳で開催する「サマーコース・室内楽クラス」に加えて、通年の「室内楽勉強会」や「室内楽セミナー」を主宰し指導に当たっているほか、PTNAではコンペティション審査員やピアノステップ・アドバイザーを務めている。

 CDには「R・シューマン/ピアノ作品集」、和波氏とのデュオで「ベートーヴェン・ソナタ全曲」「ブラームス・ソナタ全曲」など、またチェロの岩崎 洸氏を加えた「ピアノトリオ」などがある。

 これまでに岸川基彦氏、鷹取淑子氏、永井 進教授、カール・ゼーマン教授、ヘルムート・バルト教授、ジョルジ・シェベック教授らに師事。


このページのトップへ戻る

トップページへ戻る