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TRIO SOL LA トリオ ソ・ラ

BERLIN NEW YORK PARIS 三都物語 Vol.7〜REBIRTH〜

日時

2021年11月19日(金)19時開演(18時15分開場)

会場 東京文化会館 小ホール(東京・上野)
料金 全席指定 S席¥5,000、A席¥4,000、学生¥3,000
出演

ピアノ:谷川かつら

ヴァイオリン:瀬川祥子

チェロ:水谷川優子

曲目

チャイコフスキー/ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「ある偉大なる芸術家の思い出に」(1881-82)

アルヴォ・ペルト(1935-)/モーツァルト=アダージョ(1992/2005)

ピアソラ(1921-92)/ブエノス・アイレスの四季

[企画・主催]

  Trio Sol La

[特別共催]

  ミリオンコンサート協会

[協力]

  株式会社curioswitch

[チケット取扱い]

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

  ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス)

   ※ミリオンチケットでのお申込みはセブンイレブンでのお引き取り。

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

  e+(イープラス)https://eplus.jp/

[コンサートマネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

TRIO SOL LA トリオ ソ・ラ BERLIN NEW YORK PARIS 三都物語 Vol.7〜REBIRTH〜・チラシ

TRIO SOL LA トリオ ソ・ラ BERLIN NEW YORK PARIS 三都物語 Vol.7〜REBIRTH〜・チラシ

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トリオ ソ・ラ  待望のチャイコフスキー


パリ、ベルリン、そしてニューヨーク、海外に活動の拠点を置く
女流の国際的奏者が結成したピアノ・トリオが8年目を迎えた。

古典の名曲に近現代の野心作を加えるユニークなレパートリーで聴き手を魅了してきた名手達が、
ピアノ三重奏曲の最高傑作のひとつチャイコフスキーの《ある偉大な芸術家の思い出に》に加え、
鬼才アルヴォ・ペルトと、今年生誕100年を迎えるアストール・ピアソラの
鮮烈な名作をプログラムにコンサートを催す。

この秋、最も注目すべき音楽会になるだろう。

音楽プロデューサー 中野 雄


出演者プロフィール


トリオ ソ・ラ(ピアノ・トリオ) Trio SolLa/Piano Trio


 2013年4月に東京でベートーヴェンのピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲のソリストとして出逢った3人の奏者が意気投合して組んだピアノ三重奏「Trio SolLa(トリオ ソ・ラ)」は1年後の2014年4月に東京でデビュー公演を果たし、「才色兼備の閨秀演奏家によるピアノ三重奏」「名手3人のノリのいい名演はまた格別」「素晴らしく錬れた名演」と、各音楽誌で高い評価を受けた。ヴァイオリニストのレジス・パスキエ氏は「素晴らしい音楽家3名によって奏でられる超一級の《トリオ ソ・ラ》、この才能に満ち溢れたトリオは音楽をさらなる高みへと至らせるでしょう。」とコメントしている。

 メンバーそれぞれがニューヨーク、パリ、ベルリンの三都と東京に活動の拠点をもつソ・ラは、それを特色にしたプログラミングへのこだわりを持ち、スタンダードなピアノ三重奏曲のほかに歴史に埋もれかかった作品に光を当てたり、2016年には日本の若手作曲家を代表する山根明希子に作品を委嘱するなど、オリジナリティに溢れる演奏活動を行っている。

 現在、トリオは主にフランスと日本で活動しており、東京以外では大阪のあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールに招聘されて公演を行うなど、ピアノ三重奏の新しい世界を切り開きながら、ヨーロッパの伝統を継ぐものとして、稀有なバランス感覚をもつ、音楽界でも存在が際立つグループとなりつつある。(SolLaは3人の名前のイニシャルSKY=空とフランス音名のソとラに因み、─三都に離れていても大空のもとで音楽が繋がっているように─との願いをこめて命名された。)


谷川かつら(ピアノ) Katsura Tanikawa/Piano


 国内外20以上のピアノ・コンクールで優勝。これまで、モスクワ国立響、新ミレニアム祝祭オーケストラ(スペイン)、フランクフルト国立管等、多数のオーケストラとピアノ・ソリストとしての海外公演を行った他、チェコのプラハ音楽祭、カラモア国際音楽祭(NY)等にも参加。室内楽活動は、イツァーク・パールマン室内管(NY)、チェコ・フィル八重奏団(東京)、ウィーン・フィルとウィーン響の首席管楽器奏者からなるウィーン・ウィンド・アンサンブル(東京・名古屋)と日本・米国での共演に加えて、ウィーンでの室内楽コンサートにクィンテットのピアノ奏者として招聘された。デーム・マイラ・ヘス・コンサート・シリーズ、ベーツ大学オリン・コンサート・シリーズ、ローリック美術館コンサート・シリーズ等、様々なコンサートにソリスト・室内楽奏者として招聘されている。

 CD録音としては、「ベートーヴェン Complete Works for Cello and Piano」(2005年、レコード芸術推薦盤)。「谷川かつらリストを弾く」(08年)、アンサンブル・バウムガルテンと共演した海外録音盤「Portrait From Vienna」(09年)をリリースしている。

 ヨヘベド・カプリンスキー教授師事の下、ジュリアード音楽院ピアノ科を卒業。その後、米国コロンビア大学で美術史の学位と、エール大学音楽学部大学院でボリス・バーマン教授師事の下、音楽学修士の学位を取得している。


瀬川祥子(ヴァイオリン) Sachiko Segawa/Violin


 4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ディプロマコースを経てモスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課程他で学ぶ。ベルリン芸術大学大学院を修了し、国家演奏家資格を取得。

 第3回日本国際音楽コンクール奨励賞受賞。イタリア、ヴィオッティ国際音楽コンクール最高位受賞。

 鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉、ヴァレリー・クリモフ、ヴィクトル・トレチャコフ、レジス・パスキエ、トーマス・ブランディスの各氏に師事。

 これまでにモスクワ・フィル、モスクワ響、ジョルジュ・デュマ響(ルーマニア)、メキシコ州立管、東響、読売日響、東京ニューシティー・フィル等と共演。また、ヤング・プラハ、ポルトガル音楽祭、カラス音楽祭、東京の夏音楽祭、ベイニャック音楽の夕べなどに招かれる。ドイチュランド・ラジオ、ラジオ・スイス・ロマンド、NHK-FM「名曲リサイタル」などにも出演。日本、ロシア、欧州各地などでリサイタル等のソロ活動の他、室内楽奏者としても活躍中。ナフェア弦楽五重奏団のメンバー。

 イザイ/無伴奏ソナタ全曲(フォンテック)、モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ(integral classic)、「Liebesleid」(アート・ユニオン)等のCDがリリースされている。


水谷川優子(チェロ) Yuko Miyagawa/Violoncello


 5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高校音楽科卒業、桐朋学園大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースで研鑽を積んだ。

 第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、バロックザール賞など多数受賞。

 これまでに勝田聡一、松波恵子、ハイディ・リチャウアー、故アルトゥーロ・ボヌッチ、室内楽を故ハンス・ライグラフ、メナへム・プレスラー、ハーゲン弦楽四重奏団の各氏に師事。

 CD録音は多数あり、最新のソロ・アルバム「CON ANIMA〜魂をそえて」は、「レコード芸術」誌で準特選盤、優秀録音に選出された。

 日本とドイツを拠点に、ソロ、室内楽奏者として活動、近年はエジプト、ヨルダンやシンガポールでもオーケストラと共演。精力的な演奏活動のかたわらで、日本では少年院やホスピスへの訪問演奏も続けている。

 2018年から1年間、ラジオ番組MUSIC BIRD「コンサートイマジンPresents 今トキ!クラシック」のパーソナリティを務め、また出演したNHK-FM「長崎・祈りの音色」が平成30年度文化庁芸術祭優秀賞受賞、その演奏が高く評価された。

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