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  • これからの公演

藤田めぐみ ピアノ・リサイタル

日時 東京公演:2021年3月27日(土)14時 ※ライブストリーミング配信あり
会場 サントリーホール ブルーローズ(東京・赤坂)
日時 大阪公演:2021年4月4日(日)13時30分 ※ライブストリーミング配信あり
会場 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール(大阪市北区)
料金 両公演共:全席指定 ¥4,000
曲目

ベートーヴェン/ピアノソナタ 第31番 変イ長調 Op.110

ベートーヴェン/ピアノソナタ 第32番 ハ短調 Op.111

ショパン/ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35

ショパン/ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

※ LIVE STREAMINGーライブストリーミングー 見逃し配信あり 2,000円‬

[オンライン鑑賞券取扱い]
 テレビマンユニオン https://members.tvuch.com/ TEL.‪080-3877-7991‬(‪10時〜19時‬)‬

[ホール座席券・オンライン鑑賞券 発売日]
 ‪2020年11月2日(月)午前10時〜 *未就学児の入場はご遠慮ください。‬‬

[協賛]

  株式会社河合楽器製作所、カワイ音楽振興会

[後援]

  日本ベートーヴェンクライス

  日本ショパン協会

  公益社団法人 日本演奏連盟

  ポーランド広報文化センター

  一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

[ホール座席券・チケット取扱い]

  チケットぴあ https://t.pia.jp/ TEL.0570-02-9999(Pコード188-250)(2公演共通)

  サントリーホールチケットセンター(東京公演のみ) TEL.0570-55-0017

     http://suntory.jp/HALL/‬ (インターネット24時間ご購入可)

  ザ・フェニックスホール チケットセンター(大阪公演のみ)
      TEL.‪06-6363-7999(平日‪10時〜17時)

  ミリオンコンサート協会(両公演とも取扱い) TEL.03-3501-5638

  ミリオンチケット(オンライン・チケットサービス/セブンイレブンでのお引き取り)

[マネジメント/お問合せ]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

  大阪公演運営協力:シオハマエージェンシー TEL.‪06-6876-8038‬


藤田めぐみ ピアノ・リサイタル・チラシ

藤田めぐみ ピアノ・リサイタル・チラシ

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自分自身の「ことば」で1から積み上げた音楽 ~ 藤田めぐみのピアノ


 2020年1月16日。まだ寒い冬の晩の表参道、カワイのコンサートサロン「パウゼ」で藤田めぐみの「ショパン24のエチュード全曲演奏会と『誰でもショパンエチュード』マスタークラス」を聴いた。1970年代にマウリツィオ・ポリーニが「完璧な技巧」の名盤を世に送り出して以来、技の際立った作品という印象を強く持たれがちな練習曲(エチュード)も、実際には人間ショパンが「あらゆる感情をピアノという〝 媒体〟を介し、最大限に表現するための手法の追求」だった。藤田の脱力が行き届き、自身の肉体的条件に適した奏法は、そうしたショパンの「音の息遣い」を細大漏らさずにとらえ、あたかも自然現象のように語りかける。「先生に言われた瞬間を見事に再現」した若いころではなく、「深く頭の中で考え始めた」後に開拓したレパートリーだけに、すべてを自分の「ことば」で語り、積み上げていた。それはベートーヴェン最後2つのソナタ、ショパンのソナタ2曲に挑む次のリサイタルでも、確かな説得力を発揮するはずだ。

® 池田卓夫

音楽ジャーナリスト@いけたく本舗



出演者プロフィール


藤田めぐみ(ピアノ) Megumi Fujita/Piano


 ニュージーランド生まれ。14歳で英国メニューイン音楽学校に留学。巨匠メニューインと共演。イスラエルのテルアビブ大学大学院、英国王立音楽大学大学院で学ぶ。サイモン・ニコルズ、ルイス・ケントナー、ヴラド・ペルルミュテール、イリーナ・ザリツカヤ、アレクサンドラ・アンドリエフスキーの各氏に師事。

 ベーゼンドルファー国際ピアノ・コンクール第3位、モントリオール国際ピアノ・コンクール第4位、ショパン国際ピアノ・コンクール・ディプロマ及びショパン奨学基金委員会賞、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール・ディプロマなど多数のコンクールで入賞。 PTNAピアノコンペティション特級銀賞受賞。ラフマニノフ「24の前奏曲」及びベートーヴェン、ラヴェル、ラフマニノフのピアノ作品集、ショパン「24のエチュード」のCD3枚をスウェーデンのIntim Musikレーベルでリリース。

  イリーナ・ザリツカヤ(マウリツィオ・ポリーニの優勝した1960年の第6回ショパン・コンクールで第2位及びマズルカ賞、ポロネーズ賞を受賞)のもとでは18年近く研鑽を積む。

 2017年5月のショパン「24のエチュード」のCDリリース後、同年9月にショパン「24のエチュード全曲演奏会」(東京)を開催し、その後も東京、大阪、仙台、ロンドン、東京と全曲演奏会をこれまでに6回開催した。2回目からはインターヴァル無しで24曲を演奏しており、仙台公演('19.‪4/21‬)、東京公演(‪'18.12/22、'20.1/16)は「音楽現代」誌で大きく取り上げられ、またロンドン公演(‪'19.10/27)はイギリスの「Musical Opinion」誌(1877年創刊)の2020年1月~3月号で大変高く評価された。

 国内では全曲演奏会に続けて行うショパン「24のエチュード」のマスタークラスで演奏法の披露、指導も行って来ている。

 日本演奏連盟正会員。日本ショパン協会正会員。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員。

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