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日本ロッシーニ協会 定期演奏会2015

ROSSINI パリの煌きとエスプリの中で

日時

2015年3月29日(日)14時

会場 JTアートホール アフィニス(東京・虎ノ門)
料金 全席指定 ¥4,500、学生¥3,000
出演

ソプラノ:山口佳子

メッゾソプラノ:富岡明子

テノール:中井亮一

ピアノ:金井紀子

解説:水谷彰良

曲目

《ランスへの旅》(1825年)より

  伯爵夫人のアリア〈ああ、私は出発したいのです〉

  コリンナと騎士ベルフィオーレの二重唱〈かのお方の神々しいお姿には〉

  メリベーア侯爵夫人とリーベンスコフ伯爵の二重唱〈気高き魂を、ああ神よ!〉

《オリー伯爵》(1828年)より

  三重唱〈この暗い夜の助けで〉

《ギヨーム・テル》(1829年)より

  セーヌと、マティルデのエール〈私たちの愛には、もう希望がありません〉

  レシタティフと、アルノールのエール〈先祖伝来の住処よ〉

カンタータ《ジョヴァンナ・ダルコ》(1832年)ほか

[主催]

  日本ロッシーニ協会

[後援]

  イタリア文化会館

  公益財団法人 日伊協会

[チケット取扱い]

  e+(イープラス)http://eplus.jp

  CNプレイガイド TEL.0570-08-9990

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

[マネージメント]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

日本ロッシーニ協会 定期演奏会2015 ROSSINI パリの煌きとエスプリの中でチラシ

日本ロッシーニ協会 定期演奏会2015 ROSSINI パリの煌きとエスプリの中でチラシ

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ロッシーニ・アカデミーで巨匠ゼッダの薫陶を受け、
ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルの若者公演《ランスへの旅》で高い評価を得た
3人の気鋭のベルカント歌手による「パリの煌めきとエスプリ」!


 イタリア・オペラを極めたロッシーニの最後の活動の場となったのがフランスの首都パリ。1825年、新国王シャルル10世の戴冠を祝う《ランスへの旅》でフランス・デビューを果たした彼は、パリ・オペラ座のための歌劇を年1作のペースで発表し、最高傑作《ギヨーム・テル》に到達します。けれども思いもよらぬ七月革命の勃発でオペラの筆を折ることに……
 この演奏会はパリ時代の傑作《ランスへの旅》《オリー伯爵》《ギヨーム・テル》から珠玉の名曲を選び、異色のカンタータ《ジョヴァンナ・ダルコ》と共にロッシーニの創作の頂点をお楽しみいただきます。




出演者プロフィール

山口佳子(ソプラノ) Yoshiko Yamaguchi/Soprano
 東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修了。2005年藤原歌劇団公演《ラ・チェネレントラ》クロリンダ役でデビュー後、イタリアに留学。ロッシーニ音楽祭《ランスへの旅》の他、《セビリヤの理髪師》《ラ・ボエーム》など欧州各地でのオペラ公演に参加、13年にはイタリア・トリエステ歌劇場《カルメン》ミカエラ役で出演。
 09年に帰国後は、国内でも、オペラ《椿姫》《こうもり》《ドン・ジョヴァンニ》《コジ・ファン・トゥッテ》《愛の妙薬》《マノン》《フィガロの結婚》《アラベラ》等の主要な役を演じ、様々なコンサートや《メサイヤ》《第九》等のソリストとしても各地の公演で活躍中。
 藤原歌劇団団員。日本ロッシーニ協会会員。CD日本歌曲集《樋口一葉~恋の和歌~》発売中。
 公式ブログ http://yohhin33.at.webry.info/


富岡明子(メッゾソプラノ) Akiko Tomioka/Mezzosoprano
 東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中に安宅賞受賞。ローム音楽財団奨学生としてイタリア・パルマ音楽院に学び、審査員全員一致の首席で学位取得。2011年日本音楽コンクール2位をはじめ、ぺリッツォーニ国際声楽コンクール2位及び聴衆賞、フラビアーノ・ラボー国際声楽コンクール2位など国内外で受賞を重ねる。
 《フィガロの結婚》ケルビーノ役を皮切りに、パルマ歌劇場《試金石(抜粋)》やペーザロ・ロッシーニ音楽祭《ランスへの旅》、また小澤征爾音楽塾やサイトウキネンフェスティバルにおいて《セビリャの理髪師》に出演。10年東京フィル定期《エレミヤ》や、12年同定期、巨匠アルベルト・ゼッダと共演した《フォークソングス》では、NHK-FMでの放送と併せて高い評価を得た。二期会会員。


中井亮一(テノール) Ryoichi Nakai/Tenore
 名古屋芸術大学首席卒業、同大学院修了。2005年よりミラノに留学。08年スカラ座音楽院オペラ研修所修了。
 ヴェネツィア国際音楽祭、フェニーチェ歌劇場(ロッシーニ・ガラ)などでオペラやコンサートに出演。07年にはペーザロRossini Opera Festival若者公演《ランスへの旅》にベルフィオーレ役で出演、l’opera誌ほかで好評を得る。
 帰国後は《夢遊病の女》(新国立劇場)、《愛の妙薬》(銀座/浜松)、《椿姫》(広島/静岡)、《蝶々夫人》(京都南座)、《ファルスタッフ》(A.Zedda指揮)など20以上のオペラに出演。ロッシーニ作品は《結婚手形》《タンクレーディ》《セヴィリアの理髪師》《マオメットⅡ世》《スターバト・マーテル》《小荘厳ミサ曲》などに出演。
 名古屋芸術大学講師。日本ロッシーニ協会会員。藤原歌劇団団員。


金井紀子(ピアノ) Noriko Kanai/Piano
 武蔵野音楽大学ピアノ科卒業、同大学専攻科修了。声楽のアンサンブル・ピアニストとしての実績は長期に及び、オペラの分野ではコレペティートルとして二期会、藤原歌劇団、東京室内歌劇場、東京オペラプロデュース、日本オペレッタ協会、新国立劇場小劇場などで活躍。
 1985、87、92年には、ロッシーニのピアノ作品を紹介するリサイタルで話題を集めた。88~89年、文化庁芸術家在外研修員としてミラノのスカラ座に留学し、イタリアのテレビ番組「リリカ・イン・サロット」のレギュラー・ピアニストを務め、T.ファッブリチーニ、M.レアーレなどのリサイタル伴奏も務める。
 日本ロッシーニ協会事務局長。昭和音楽大学名誉教授。


水谷彰良(解説) Akira Mizutani
 1957年東京生まれ。音楽・オペラ研究家。日本ロッシーニ協会会長。フェリス女学院大学オープンカレッジ講師。
 著書:『プリマ・ドンナの歴史』(全2巻、東京書籍)、『ロッシーニと料理』(透土社)、『消えたオペラ譜』『サリエーリ』『イタリア・オペラ史』(共に音楽之友社)。共著:『魅惑のオペラ』(小学館。全30巻)、『ジェンダー史叢書・第4巻 視覚表象と音楽』(明石書店)、『ローマ 外国人芸術家たちの都』(「西洋近代の都市と芸術」第1巻、竹林舎)ほか多数。
 『サリエーリ』で第27回マルコ・ポーロ賞を受賞。多数の論文・論考を日本ロッシーニ協会紀要『ロッシニアーナ』と協会ホームページに掲載。
 http://societarossiniana.jp/


日本ロッシーニ協会 Società Rossiniana Giapponese
 日本ロッシーニ協会は、ロッシーニを愛する音楽研究家、評論家、声楽家、演奏家、オペラ愛好家によって1995年12月に設立された団体です(名誉会長:フィリップ・ゴセット、会長:水谷彰良、事務局長:金井紀子)。定期演奏会と例会の開催、研究紀要『ロッシニアーナ』の発行を主な事業とし、ロッシーニに関心のある方はどなたでも入会できます。入会資料請求は事務局まで(Fax:03-3722-0426)。
[公式ホームページ]http://societarossiniana.jp/



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