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TRIO SOL LA トリオ・ソ ラ

BERLIN NEW YORK PARIS〜三都物語 Vol.2〜

日時

2014年11月21日(金)19時

会場 浜離宮朝日ホール(東京・築地)
料金 全席指定 S席¥5,000、A席&学生¥4,000
出演

ピアノ:谷川かつら

ヴァイオリン:瀬川祥子

チェロ:水谷川優子

曲目

チャイコフスキー(J.C.ペンティエ編)/
 「ノクターン」〜ピアノ協奏曲第2番 第2楽章より〜(日本初演)

ショーソン/ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.3

ベートーヴェン/ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 Op.97「大公」

[主催]

  朝日新聞社

  ミリオンコンサート協会

[チケット取扱い]

  朝日ホールチケットセンター TEL.03-3267-9990

  東京文化会館チケットサービス TEL.03-5685-0650

  CNプレイガイド TEL.0570-08-9990

  e+(イープラス)http://eplus.jp

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

[お問合せ]

  ミリオンコンサート協会 TEL.03-3501-5638

TRIO SOL LA トリオ・ソ ラ〜三都物語  Vol.2〜・チラシ

TRIO SOL LA トリオ・ソ ラ〜三都物語  Vol.2〜・チラシ

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 「才色兼備の閨秀演奏家によるピアノ三重奏《トリオ・ソ ラ》が旗揚げ」と楽界の注目を集め、「名手3人のノリいい名演はまた格別」、「素晴らしく練れた名演」と専門誌で絶賛された谷川かつら、瀬川祥子、水谷川優子の3人が、再び本拠とする欧米から来日する。「三都物語」の再現である。
 披露するプログラムにはショーソンの秘曲と楽聖ベートーヴェンの「大公」などが載る。
 晩秋の浜離宮朝日ホールに、また楽しみが増えた。
                                   音楽プロデューサー 中野 雄



出演者プロフィール

谷川かつら(ピアノ) Katsura Tanikawa/Piano
 国内外20以上のピアノ・コンクールで優勝。これまで、モスクワ国立響、新ミレニアム祝祭オーケストラ(スペイン)、フランクフルト国立管等、多数のオーケストラと海外公演を行った他、2011年4月には、シカゴのデーム・マイラ・ヘス・コンサート・シリーズのピアノ・ソリストとして招かれるなど、その高い音楽性と豊かな表現力は注目を集めている。同時に、優れた室内楽奏者としても知られており、イツァーク・パールマン室内管、チェコ・フィル八重奏団、ウィーン・ウィンド・アンサンブルと共演した。特に2011年1月には、ウィーンでの室内楽コンサートにクィンテットのピアノ奏者として招聘され、絶賛を浴びた。
 CD録音としては、「ベートーヴェン Complete Works for Cello and Piano」(2005年、レコード芸術推薦盤)。「谷川かつらリストを弾く」(08年)、「Portrait From Vienna」(09年)をリリースしている。
 ヨヘベド・カプリンスキー教授師事の下、ジュリアード音楽院ピアノ科を卒業。その後、米国コロンビア大学で美術史の学位と、エール大学音楽学部大学院でボリス・バーマン教授師事の下、音楽学修士の学位を取得している。


瀬川祥子(ヴァイオリン) Sachiko Segawa/Violin
 4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科を首席で卒業後、桐朋学園大学ディプロマコース入学。その後モスクワ音楽院、パリ国立高等音楽院第三課程他で学ぶ。ベルリン芸術大学大学院を修了し、国家演奏家資格を取得。
 第32回全日本学生音楽コンクール小学校の部全国第1位。第3回日本国際音楽コンクール奨励賞受賞。イタリア、ヴィオッティ国際音楽コンクール最高位受賞。
 鷲見三郎、小林健次、江藤俊哉、ヴァレリー・クリモフ、ヴィクトル・トレチャコフ、レジス・パスキエ、トーマス・ブランディスの各氏に師事。
 これまでにモスクワ・フィル、モスクワ響、ジョルジュ・デュマ響(ルーマニア)、メキシコ州立管、東響、読売日響、東京ニューシティー・フィル等と共演。また、ヤング・プラハ、ポルトガル音楽祭、カラス音楽祭、東京の夏音楽祭、ベイニャック音楽の夕べなどに招かれる。ドイチュランド・ラジオ、ラジオ・スイス・ロマンド、NHK-FM「名曲リサイタル」などにも出演。日本、インド、ロシア、欧州各地などでリサイタル等のソロ活動の他、室内楽奏者としても活躍中。最近はフォルテ・ピアノとのデュオ、トリオなど活動の幅を広げている。アンサンブル・ナフェアのメンバー。
 イザイ/無伴奏ソナタ全曲(フォンテック)、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ(integral classic)等のCDがリリースされている。


水谷川優子(チェロ) Yuko Miyagawa/Violoncello
 「日本の交響楽団の祖」と呼ばれる祖父、近衛秀麿の遺志により6歳からチェロを始める。
 桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、桐朋学園大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースで研鑽を積みながら、ザルツブルク室内管首席奏者、ザルツブルク・ゾリステンのメンバーとして演奏活動を開始。
 第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、ピネローロ国際室内楽コンクール2位、バロックザール賞など多数受賞。
 日本では2008年より開始した「水谷川優子リサイタルシリーズ」で『日本人離れしたスケールの大きさが大きな魅力』(ぶらあぼ)『豊麗な美音や見事な運弓運指から生み出される朗々たるカンタービレ』(音楽の友)などの高評を得ている。
 CD録音は多数あり、最新のソロ・アルバム「CON ANIMA〜魂をそえて」は、「レコード芸術」誌で準特選盤、優秀録音に選出された。その演奏は、『勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色』(東京新聞)『心をノックするチェロ』(毎日新聞)などと評価されている。
 ソロに加え、室内楽ユニット「Ensemble φ(ファイ)」や「スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ」などのメンバーとしても活動、また能管や尺八など邦楽のアーティストたちとのコラボレーションにも積極的で、そのユニークで多彩な活躍ぶりが注目されてテレビやラジオへの出演も多い。その独特の感性と豊かな音色が際立つ実力派チェリストとして堂々たる存在を印象づけている。
 社会貢献の意識も高く、コンサートの傍ら、少年院、ホスピス、障害者福祉施設など各種施設への訪問演奏を行っており、その実績が認められ、2002年度より財団法人倶進会から10年間の助成を受けた。
 現在は日本とドイツに拠点を置き、ヨーロッパ各地の音楽祭をはじめ、エジプトやアゼルバイジャンなどからも、ソリスト、室内楽奏者として招聘を受け、各国で高い評価を獲得している。


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